私が書道塾をしていると言うと「字が下手やねん」とおっしゃる方が多くおられます。そんな方こそ是非習いに来てくださいと申し上げます。字には法則があって、その法則を学べばみんな整った字が書けるようになります。

もう一歩進めていえば、ただ字をきれいに書くだけでなく、教材の特徴や歴史的背景などを理解して臨書していますから、字を書く楽しさを知ることができます。ちょっとかじるだけの人にとっても、習字でなく書道でありたいと考えています。

書とは線と空間による美しさの表現ですので、いい線で書けば空間の美しさも生きてきます。書象会大阪支部では、張簾卿(明)→宮島詠士→上條信山と中国から直接受け継いだ伝統的な書法を勉強しながら、鑑賞の目を養い、日常でも作品制作でもいい線で表現することを目指しています。


↑楷書の基本の九成宮醴泉銘の碑を中国まで見に行ってきました。


おけいこの形態は人それぞれです。家で書いて教室へ持って来る方も、反対に教室でしか書かない方もいます。遠くの方は通信だけで正師範・展覧会受賞まで勝ち得た人もいます。おけいこにのぞむ姿勢も目的もそれぞれです。

それぞれの個性がそれぞれの輝きを持つ、そんな教室です。

筆も硬筆も日常の実用書道も習えますし、より高度な趣味にしたい方には展覧会(書象展・謙慎展・読売展 など)の出品指導もしており、お教室からたくさんの方がチャレンジされ、入選・受賞されています。展覧会に出品することによっていちだんと実力がつき、その人らしい作品による自分の再発見ができます。

子どもが幼稚園、小学校に上がってちょっと時間のあいた方、
長い間お仕事され、退職されて、これから何か趣味をと思われている方、
昔習っていた書道をもう一度やりたいという方、
何よりも、この字をなんとかしたいと思っている方、
大阪支部では体験入塾・見学を随時受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。

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自分のペースでゆっくり楽しく。でも、質の高い教育だから上達が早いんです!